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論文

岩石の強度・応力状態に基づく断層帯の透水性予測

石井 英一; 松岡 稔幸; 三枝 博光; 竹内 竜史

日本応用地質学会平成27年度研究発表会講演論文集, p.135 - 136, 2015/09

断層帯内に存在する亀裂(断層帯亀裂)のうち、最も透水性の高い亀裂の透水量係数(最大透水量係数)とダクティリティインデックス(DI)の関係について、北海道幌延地域の新第三紀珪質泥岩および岐阜県東濃地域の花崗岩で得られたコア観察データおよびパッカー試験データを用いた検討を行った。その結果、既往研究により示されていた断層帯亀裂の最大透水量係数とDIの関係性を支持する結果が得られた。

口頭

地下環境における断層周辺岩盤の割れ目分布と水理学的特徴

石橋 正祐紀; 笹尾 英嗣; 吉田 英一*

no journal, , 

高レベル放射性廃棄物の地層処分では、超長期の物質の移動を評価する必要がある。結晶質岩では、物質の移動は断層や割れ目で規制されるため、現在の物質移動経路となる割れ目の把握が重要である。本研究は、地下500mで取得されたデータに基づき断層近傍から割れ目頻度の低い領域までの割れ目分布と水理学的特徴について検討を行った。その結果、断層近傍では、断層運動に伴い比較的短い割れ目が形成されることで割れ目頻度が高い領域が形成されることが明らかとなった。また、断層近傍では、未固結の粘土状充填物が形成され、この割れ目充填物が割れ目の透水性を低下させる可能性が示唆された。一方、断層から離れた割れ目頻度の低い領域では、個々の割れ目の透水性によってそれぞれの場所の透水性がばらつく可能性が示唆された。

口頭

花崗岩中に発達する断層や粘土脈に含まれる鉱物粒子の微細構造

丹羽 正和; 田辺 裕明; 石丸 恒存; 島田 耕史; 植木 忠正*

no journal, , 

断層の活動性の評価には、通常、断層を被覆する地層の変位から活動時期を推定する上載地層法が用いられている。しかし、ボーリングや坑道などの地下で遭遇した基盤岩中の断層や被覆する地層が存在しない地域の断層には、上載地層法を適用することが困難となる。このような断層の活動性を評価するためには、断層運動に伴って生じる破壊や化学反応、熱的なイベントなどを、断層岩や割れ目充填鉱物を対象とした物質科学的解析により明らかにすることが有効な手法となる可能性がある。本研究では、物質科学的解析に基づく断層の活動性評価に資するため、花崗岩中に発達する様々なタイプの断層や粘土脈を対象に、これらに普遍的に含まれる石英および粘土鉱物の電子顕微鏡観察などを行った。発表では、観察した試料ごとの、鉱物粒子の形状や表面構造などの違いについて報告する。

口頭

花崗岩中に発達する断層や粘土脈についての現地調査

田辺 裕明; 丹羽 正和; 石丸 恒存; 島田 耕史; 植木 忠正*

no journal, , 

断層の活動性評価では、上載地層法が有効な指標とされている。一方で、基盤岩中のボーリングコアや地下坑道のように上載地層が分布しない場所で確認された粘土脈については断層活動時期の判定は困難である。特に花崗岩のような一様な地質においては、活断層による破砕帯に伴う粘土脈であるか、地質断層、地すべり滑動、熱水変質を成因とする粘土脈であるかを区分することは困難である。このような条件下では、物質科学的な評価・判定手法の適用も期待されている。今回、花崗岩の粘土脈に注目して、過去の文献や既存の研究報告等から、活断層・地質断層・熱水変質脈の露頭が分布することが期待できる花崗岩体について、物質科学的な評価・判定手法の研究に供する現地試料採取を目的として現地調査を実施した。発表では、それらの露頭分布状況についての報告を行う。

口頭

四万十帯日向層群における透水性割れ目の性状と発達過程の検討

大野 卓也; 吉田 英一*

no journal, , 

地下水の水みちとなる透水性割れ目の性状と発達過程について、付加体堆積岩における研究事例は非常に少ない。地層処分において、将来付加体がサイトの候補岩種となることも考えられる。この背景のもと、本研究では九州南部に分布する四万十帯日向層群で掘削されたボーリングコアを調査し、割れ目充填鉱物および割れ目周辺母岩中の変質鉱物の薄片観察, SEM観察, XRD分析, WDX分析を行った。その結果、付加体中の割れ目の性状、透水性割れ目、炭酸塩鉱物による自己シーリングの様子が明らかとなった。本報告では、付加体岩石中のそれらの性状について報告する。

口頭

ベリリウム同位体を用いた山地流域の土砂動態に関する検討

池見 洋明*; Pachri, H.*; 國分 陽子; 三谷 泰浩*; 黒木 貴一*

no journal, , 

本研究では、河川の土砂動態について検討するため、花こう岩の山地流域に分布する土砂の$$^{10}$$Beの分析を行った。土砂生産の状況が異なると判断された2つの流域(福岡県多々良川水系宇美川上流の小流域)において、河床堆積物および斜面物質のサンプリングを実施し、その5つに対して、JAEA-AMS-TONOでベリリウムの同位体分析を行った。流域Aの各サンプルの$$^{10}$$Be含有量は3.1$$pm$$0.5$$sim$$5.5$$pm$$0.9 ($$times$$10$$^{4}$$ atoms/g)と誤差の範囲内で同程度の値を示したのに対して、流域Bは8.7$$pm$$1.9 ($$times$$10$$^{4}$$ atoms/g)と比較的高い値を示した。これは、流域Bの河床堆積物サンプルが流域Aよりも地上に長く露出していたことを示している。流域Aは、斜面崩壊などにより、比較的$$^{10}$$Be含有量の小さい深部の土砂が混入した可能性がある。

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